
週明け4日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前週末比15銭円安ドル高の1ドル=157円19~29銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.1686~96ドル、183円82~92銭と、対円でも軟調な動きがみられた。
米長期金利の上昇を背景に日米金利差の拡大が意識され、円売りドル買いの動きがやや優勢となった。特に、米国債利回りの上昇がドルの魅力を高め、投資家の間でリスク選好姿勢が強まったとみられる。
市場関係者は「米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退する中、円キャリートレードが再び活発化している」と指摘。金利差拡大が当面の円安圧力となりそうだとの見方がある。
原油価格の高止まりもドル買いを促した。エネルギー価格の上昇は米国のインフレ懸念を強め、FRBの金融引き締め長期化観測につながっている。
今後の焦点は、週内に予定される米雇用統計の結果だ。市場では「予想を上回る強いデータが出れば、ドル買いが一段と進む可能性がある」との声が聞かれ、神経質な展開が続くと予想される。